当教室では定期的に発音練習を行なっています。そのきっかけは、受講生の方からのご意見だったのですが、その方はヒアリングが苦手だそうで、その原因は自分が正しい発音をできていなからではないかと推察されていました。言われてみると確かにそれは大きな原因かもしれないと思いました。リスニングができないと会話は難しいです。
また、個人的には会話の途中で相手から「今なんて言ったの?」と聞かれることは結構あります。この場合は、もう一度言い直したり、説明したりして会話が続いていきますが、時々煩わしく、関係性によっては申し訳なく感じることはあります(その相手がどう感じているかは置いておきますが。)
例えば、インストラクターと話をしている時に私が " I have started a blog, so could you write anything?"と聞いたのですが、うまく伝わらなかったようで、ブログの画面を見せました。すると" A blog!"(日本語で書くとブローグ!みたいな感じで伸ばした発音でした) と言われました。また"I thought you said upload."と言われました。全然違って聞こえるんだなと衝撃を受けました。発音練習というよりはひとつひとつの単語をはっきりしゃべることが大切だとも思いました。
ところで、うちのインストラクターから、日本語は結構口をあまり開かずにしゃべるけど、大きく口を開けると英語ネイティブの様に聞こえる場合があるというアドバイスがありました。*もちろん全ての場合ではありません。
確かに、受講生の方で発音が上手な方は、その方の口を直接見なくても、大きく開いている様に感じています。例えば、"How are you?"という時の"are"を口を大きめに開いて、舌を後ろに引く感じで発音すると、それっぽく聞こえるように思います。
ただ、個人的には、例えばインドの方の発音はアメリカやイギリスと違うことが多いと思いますが、第二言語なのでもちろん自分達の言葉に自信を持ってしゃべっていますし、私たちも発音や文法のミスを恐れずに伝えようとする気持ちが大切だとは思っています。
一方、上記のブログという単語の発音のような話で、会話を繰り返したいとは思いませんので、発音は相手に内容が的確に伝わるくらいには優れている方がもちろんいいとも思っています。
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